関西マンドリン合奏団の歴史がご覧頂けます。

関西マンドリン合奏団 主宰 川口 優和の紹介です。

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 10月6日(水)午前、オリンピック航空で、来年の2000年・聖年に沸くローマのフィウミチーノ空港に到着。第三回渡欧演奏旅行から16年、今回もイタリア全てを同行、お世話して頂いたローマ在住テノール歌手の安廣さん、そして近畿日本ツーリストの添乗員、中村さんに迎えられてレストランへ昼食をとりに向かう。ギリシャ料理もおいしくいただきましたが、久しぶりのイタリア料理が何とおいしく感じたことか!そして、いよいよ世界のカトリック教会の総本山サン・ピエトロ寺院へ。私自身、3度目の演奏旅行でしたが、前回2度とも工事中で見学できなかったバチカン美術館とシスティーナ礼拝堂に初めて入ることができました。貴重な美術品が集まるローマの美術館の中でも、群を抜くバチカン美術館。バチカン宮殿の大部分がそのまま展示スペースになっているため内部は広く、安廣さんの説明を聞き、美術品に見とれて、遅れずについていくのが必死でした。見学者がとても多く、システィーナ礼拝堂では少しさわがしくなると、どこからか「シー!」という声が聞こえ、改めて、神聖な場所であることを感じさせられました。圧倒的な色彩と構図のフレスコ画に囲まれると、まさに打ちのめされるという感じがしました。サン・ピエトロ寺院に入ると、五つの扉がありますが、右端の扉は25年に一度の聖年の年のみ開かれる扉で、来年がその年に当たるため一部修復工事を行っていました。中に入り、大好きなピエタの像に再開できたのは感激でしたが、心ない人たちを防ぐためにロープが張られ、以前のように近くで見ることができず、とても残念でした。

 10月7日(木)演奏会当日のため、午前中にコロッセオ、トレビの泉、真実の口スペイン階段を観光。実際、コロッセオの前に立つと、その壮大なスケールに驚かされます。以前、コロッセオを訪れた時はたくさんの野良猫がのんびりひなたぼっこをしていたのが印象に残っていましたが、ここも観光客が多く、猫はほとんどいませんでした。猫ものんびり出来ないほど、イタリアは観光客でいっぱいです。

 10月8日(金)、ローマからトスカーナ地方の古都、シエナを経てルネッサンスの発祥の地フィレンツェへ。バスの車窓からはトスカーナの美しい田園風景が広がり、その景色を眺めながら、川口先生がマンドリンを弾いてくださり、安廣さんも、素晴らしい声を聴かせて下さったりと、最高の贅沢を味あわせていただきました。シエナの中心地へは、車は入れないので、私たちはシエナの人口の駐車場でバスを降り、徒歩で市内へ入りました。一歩足を踏み入れたとたん景色ががらりと変り、街の色も景色も全てが中世ヨーロッパの香りで包まれたような、そんな気分になりました。街中の建物の色が茶色系統で、街自体が人にやさしい、そんな感じがしました。そして、ドゥオーモ。シエナのドゥオーモはこの演奏旅行の計画の時に川口先生からぜひにと、勧めていただいた所でしたが、外側の装飾も、内側のそこかしこにも、昔の偉人の業が凝縮され、すばらしく美しいものでした。

 そして、フィレンツェ。ウフィツィー美術館、ドゥオーモ、ジォットの鐘楼、天国の扉等を見学後、自由解散になりました。ポンテ・ヴェッキオへ走るもの、買い物に走るもの、おいしい食事をとりに行くもの…みんな、すごい勢いで街へ飛び出して行きました。

 10月9日(土)、ミケランジェロ広場でフィレンツェの街並みを一望した後、バスで水の都、ベニスへ向かいました。ベニスでは修道院を改装した「グランドホテル ディ ドッジ」と言うベネチアングラスのシャンデリアが大変美しい五つ星ホテルに泊まることができました。ホテルのレストランの夕食時には、みんな最高のおしゃれをして、やや緊張しながらの食事でした。

 10月10日(日)、イタリア旅行最後のミラノ。ミラノに入ると、今までとは一変して近代的な街という感じがします。あいにくの日曜日で休みのお店も多かったのですが、それでも、みんな行きたいと思っていた、楽譜屋「リコルヂィー」に行けた人達もありギター、チェロ等の二重奏、三重奏、四重奏の楽譜やオペラのスコア−等いっぱい買い込んでいました。ミラノのドゥオーモもすばらしいものでした。中に入ると、新約聖書をモチーフにした美しいステンドグラスが目に入ります。幸運なことに、ちょうどミサの最中で、パイプオルガン、歌声、人々の敬虔な祈りといい、自分が映画か何か、全く別の世界に足を踏み入れているような気がしました。そして、イタリア最後の夜、一つの部屋に集まって、川口先生の「これで終わりではなく、これからももっともっと向上していこう。」という言葉を胸にワインを酌み交わしました。

 イタリアは行く街、行く街それぞれの「風景」というか「空気」の違い、そして、イタリアの人達の暖かさもいっぱい感じました。次に訪れるのは何年後かわかりませんがまたみんなで訪れたい国でした。「E stato veramente molto bello!」(ほんとうに、大変すばらしかった!)


演奏旅行こぼれ話


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