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 10月5日、前日のアテネでの演奏会を無事に終え、全員晴れ晴れとした笑顔で、パレオファリオの港を出発、船に乗り込む。港には団体客の観光バスがひしめき合っており観光客の多さを物語っている。
 船に乗り込むと同時に入口では、民族衣装をまとった人たちにはさまれ一人づつ写真を撮られる(後で買うはめになる)。なんだかよく分からないけどみんな笑顔である。特に日本人観光客は多いと見えて、日本語のパンフレット、そして日本人のガイドの人が私たちを迎えてくれた。ガイドのヨーコさんという女性は、九州の福岡の出身で在ギリシャ29年というベテランでエーゲ海の妖精(又は妖怪)といわれているらしく、なるほど目も口も大きく声も大きく語尾を強めたそのしゃべり口調はインパクトが強くガイドさんの中では忘れられない存在になった。

 サロニコス湾に浮かぶ、エギナ島、ボロス島、イドラ島の3つの島を1日かけて回る。最初に到着したエギナ島は、港から1時間半ほどの所にあり(その間、船の中ではお土産を買うための店もあり退屈はしない。特にアクセサリーなどは日本で買うよりは、かなり割安とあって選別する皆の目はらんらんと輝いていた。)

 オプショナルツアーとしてバスで20分〜30分ほどで丘の上にいくとドーリス様式の美しいアフェア神殿を見ることができる。あちらこちらでシャッターの音が鳴り響く、その間日本人観光客からシャッターを押すのを頼まれる事しばしば……。またこのエギナ島は、ピスタチオの生産でも有名でピスタチオ入りのアイスクリームも売られており、試しにほとんどの人たちが口にしていた(お味の方は少し甘め。)「ピスタチオ4つ1000円…4つ1000円…」とここでも日本語が聞こえてきた。アフェア神殿は、アテネのパルテノン神殿や、スーニオン岬のポセイドン神殿に劣ることなく保存状態のよいすばらしい神殿であった。

 次に行ったボロス島は、岸壁に近づくにつれ白く可愛らしいまるでクリスマスツリーにつるすオーナメントのような家々が立ち並びシャッターの音が鳴り響く。エーゲ海の青さと建物の白さとのコントラストに思わずため息が出るほどである。お土産にはテーブルクロスなどの綿製品も豊富で港近くには、オレンジや洋ナシ、ザクロなど赤、黄、緑と鮮やか色とりどりのフルーツがいっぱい売られていた。すでにみんなの手にはお土産の袋がいくつとなくぶら下がっていた。

 最後は映画「イルカに乗った少年」の舞台にもなったイドラ島である。島のあちらこちらにブーゲンビリアの花が咲きみだれ、その鮮やかな紅色そしてエーゲ海の青さ、建物の白さはまさにギリシャにいるんだとい思いを満喫させてくれた。商魂たくましい土産物屋の店主が私たち日本人を呼び込む…そのしつこさに思わず財布のひもをかたくした。それとは対照的に人なつっこく顔を寄せてくるロバが可愛らしい。迷っていたが、思い切って乗った。狭い路地を上がり下りしながら少し奥へ入るとまたもやブーゲンビリアが美しく、あちこちから野良猫達が顔を出している。

 帰港する前にあわただしく船の前で集合写真を撮る。さすがに少々疲れの色が見え、帰りの船の中は言葉数も少なく静かだったが、突然窓越しに見えた真っ赤な夕日に思わず立ち上がりデッキに向かった。疲れた体にエネルギーを与えてくれるような夕日……昨日演奏したギリシャの音楽が頭の中をかけめぐる。4日間の充実した滞在を終え、明日は、ローマへ向かう。




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